太陽や照明の光でウィルスを分解する床材

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最先端の科学技術は目を見張るものがあります。
太陽や照明の光でウィルスや雑菌を分解する塗料が開発されていることすら知りませんでした。
北九州市の塗料メーカー、ケミカルクリエイトさんと床材専門メーカーのイクタさんとの共同開発で、可視光型光触媒の塗料をフローリングに塗布することで床に落ちたウィルスや雑菌等を分解する床材が誕生しました。
その名は「エアー・ウォッシュ・フローリング プリオス」という商品です。
空気を洗う床材ですね。2015年に誕生した商品です。
その後2019年に㈱LIXIL住宅研究所と前述2社の3社共同で「清潔すこやかフロア(光触媒塗布床材)」とい商品が一般社団法人ホームヘルス機器協会が実施する体調改善機器の認定を受けました。
同商品にウィルスを塗り、蛍光灯を照射し8時間後のウィルス残存数を確認したところ、インフルエンザウィルスは約99.9%、ノロウイルスは100%近くが減少したそうです。そのほか、消臭作用やVOC除去作用、滑りにくさといった特性が認められています。
昨今の新型コロナウィルスにはどうなの?って気になりますが、またそれは別の話としましょう。今は終息を願うばかりです。

エアー・ウォッシュ・フローリング プリオス             エアー・ウォッシュ・フローリング プリオス オーク柄
床暖房にも対応しています。気になる費用ですが、基本的に同規格同価格で高機能の床材です。但し、フロアーコーティングをかけた場合は触媒性能が失われますのでお勧めできません。ワックスをかけた場合は20%の効果減少です。(推奨のワックス材はあります。)しかし、触媒効果は半永久的に持続します。

すごいのは塗料を商品化したケミカルクリエイトさんです。

社長の中原冱子(のぶこ)氏(女性なことにも驚き)は幼いころから喘息で苦しんできたことが原点で起業し、最先端の光触媒技術を商品化するに至った経緯は「プロジェクトX」並みのドラマがあったことでしょう。
北九州市はもともと光触媒研究が盛んな土地柄ということもあったのでしょうが、今後将来的に世界でも注目される分野には違いありません。
光触媒の技術は30年以上も前から外壁などに利用されてきましたが、紫外線の届かない室内においては効果がありませんでした。ケミカルクリエイトさんは室内光で効果を発揮する塗料を開発したという点で大きな成果をあげました。
 
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