カップボードの選び方

カップボード。食器棚のかっこいい呼び名です。細かいことを言えば、キッチンに置いて使用する食器棚をカップボード、ダイニングルームに置いて食器棚と飾り棚を兼用するのをダイニングボード、リビングに置いて食器を入れる戸棚のことをリビングボードといいます。


まずは据え置きが造り付けにするかで大きく分かれます。
据え置き型はただ置くだけなので、コストも安くデザインも自由に選べるという反面、天井と壁にすきまででき、地震での転倒の恐れがあり、突っ張り棒などの転倒防止器具が見えてしまいます。
我が家のように賃貸で転居も有りのご家庭でしたら選択肢はありませんが、戸建て住宅の場合は造り付けのカップボードが勧めです。
造り付けなら、何より地震での転倒はありませんし、カップボードの裏壁や天井にほこりがたまらず衛生的です。
カップボードのメーカーを選ぶ際は、システムキッチンと同じメーカーを選ぶのが一般的です。特に、キッチンとカップボードの色を合わせたい方は、キッチンのメーカーと同じメーカーのカップボードを選ぶことをおすすめです。似たような木目調の扉でも、隣に並ぶとメーカーごとに色が異なります。

キッチンとカップボードの色合わせにこだわらない場合は、メーカー問わずホワイトのカップボードがおすすめです。ホワイトは濃い色よりも圧迫感を感じにくく、どんな色とも相性がよいためです。
キッチンメーカー製のカップボードは、食器を収納するキャビネットだけでなく、キッチン家電を収納するユニットや、ゴミ箱を収納するスペースなど、必要に応じて組み合わることができます。収納する食器や調理器具、電子レンジや炊飯器などの調理家電をどこに置くのか使い勝手をイメージしましょう。



造り付けに決めたら、設置予定場所の寸法確認をしましょう。カップボードの奥行きは45cmが一般的です。カップボードとシステムキッチンとの間は、80cm以上が目安ですので、それ以上の間隔を確保できることを確認して下さい。
また、カップボードの幅は、冷蔵庫などを置く予定がある場合は、そのスペースを考慮して測って下さい。
忘れてならないのはゴミ置き場です。足元において扉を開ける度に移動させるには作業効率も見た目も良くありません。シンク内に納めるようになっていなければ、カップボード内にダストボックスが納まるようにしたいですね。
次に、高さの確認ですが、天井に梁がない場合は「床から天井までの高さ」を測って下さい。
天井に梁が出っ張っている場合は、専用キャビネットの側面を梁のサイズに合わせてカットする必要があります。「床から梁までの高さ」「梁の高さ」「梁の奥行き」を測って下さい。


キッチンメーカーによってカップボードの特徴は様々で、選択できる奥行き・幅寸法の選択の幅が違いますが、下図のようにユニットの組み合わせで選べるようになっているのは共通してます。


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カップボードにどれだけのキッチン家電を置きたいかで、必要なカウンターの幅が変わってきます。
電子レンジ(オーブン)とトースターを並べてカップボードに置きたい場合、電子レンジの幅は50cm~60cm程度、トースターの幅は30cm~40cm程度のため、カウンターは少なくとも80cm~100cm程度必要です。ある程度、間をあけて置くと120cm程度はカウンターの長さがほしいところです。
120cmより長い幅のカップボードを設置する場合は、トールカウンタープランにして収納を充実することもできますし、全てカウンタープランとしてミキサーやノンフライヤーなどのキッチン家電を並べて置くこともできます。
ただし、高さ25.5cm~165cmは手が届きやすく使いやすいゾーンになりますので、収納を設け、トールカウンターとする方が、使い勝手の面から見るとおすすめです。


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カップボードのユニットの種類や、ドア材の質感、扉を開け閉めした際のなめらかさなど、メーカーによって異なります。複数のメーカーのショールームに足を運んで、実際に触れて比べることをおすすめ致します。
 
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